大学生の論文執筆法 (ちくま新書)
によって 石原 千秋
大学生の論文執筆法 (ちくま新書)本無料ダウンロードpdf - 大学生の論文執筆法 (ちくま新書)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には194ページあります。 大学生の論文執筆法 (ちくま新書)は筑摩書房 (2006/6/1)によって公開されています。 この本は2006/6/1に発行されます。 大学生の論文執筆法 (ちくま新書)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐ大学生の論文執筆法 (ちくま新書)をダウンロードできます。
内容(「BOOK」データベースより) 大学生にとって、論文を書くとはどういうことか。誰のために書くのか。何のために書くのか。大学での授業の受け方や大学院レベルでの研究報告書の作法、社会に出てからの書き方まで、論文執筆の秘伝を公開する。かつて流行った決め言葉の歴史や、カルチュラル・スタディーズが隆盛となったここ最近の学問の流れをも視野に入れた、実用書でもあり、読み物でもある新しい論文入門。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 石原/千秋 1955年生まれ。成城大学大学院文学研究科国文学専攻博士課程中退。東横学園女子短期大学助教授、成城大学文芸学部教授を経て、早稲田大学教育学部教授。専攻は日本近代文学。文学テクストを現代思想の枠組みを使って分析、時代状況ともリンクさせた斬新な読みを展開する。また、「国語」教育、とくに入試国語の読解を通した問題提起も積極的に行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たまにレビューを書くので、書き方を学ぼうと思い読み始めた。1部は大学教員の経験に基づく、本の読み方、文章の書き方がいろんな例をあげて具体的に書かれている。いまなら、web検索もあるので、技術的には、旧水準の記述もあるが、基本的に有益だと思う。2部は、「唯1つの方法」と呼ばれる、著者の方法が例をあげて解説される。読み方と書き方の唯1つの方法、つまり事柄に関する2項対立の線をそれぞれの視点に基づいて、新しく引き直すという方法である。従来からの伝統的な線の引き方に対して、違った引き方を提起する。自由にである。それも自分の考えに基づいて。ちかごろ、2項対立は人気がないようだが、中間ゾーンというのがあるし、しかし、2項から中間も生まれるのだろう。前田愛のテクスト解析など、実に面白い。これの延長で、実存主義とか、フーコーとか、ちっとも知らなかった思想の構造が見事に解説されていて、この辺を見ると、本書を作文指導の本と思いこんだ間違いが痛感された。何度も読みたい本である。
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