ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)本pdfダウンロード

ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)

によって Anthony D. Smith

ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)本pdfダウンロード - ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)をお探しですか? この本は著者が書いたものです。 この本には375ページページあります。 ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)は筑摩書房 (2018/6/8)によって公開されています。 この本は2018/6/8に発行されます。 ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)は簡単な手順でオンラインで読むことができます。 しかし、それをコンピュータに保存したい場合は、今すぐナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)をダウンロードできます。
内容紹介 ナショナリズムは創られたものか、それとも自然なものか。この矛盾に満ちた心性の正体を、世界的権威が徹底的に解説する。最良の入門書、本邦初訳。 内容(「BOOK」データベースより) 見ず知らずの人々を強固な同胞意識で結びつけるナショナリズム。それは近代世界の基本原理でありながらも、各地で数々の軋轢や衝突を引き起こしてきた。人為的に創られたものと論じられる一方で、伝統や歴史に根ざした自然なものとして感受される、この矛盾に満ちた心性はいかにして生まれたのか。本書では、ナショナリズムをめぐって繰り広げられてきた数多の議論を整理し、イデオロギー、政治運動、文化などが絡み合うその全貌に迫る。ナショナリズムは消え去る運命にあるのか、それとも今後も強い影響力を保ちつづけるのか―。ゲルナー、アンダーソン、ホブズボームらとともに長年研究を主導してきた大家による最良の入門書。本邦初訳。 商品の説明をすべて表示する

ナショナリズムとは何か (ちくま学芸文庫)を読んだ後、読者のコメントの下に見つけるでしょう。 参考までにご検討ください。
ナショナリズムを語る上で、エスノ象徴主義を擁護した、イギリスの第一人者(2016年没)の一人によるナショナリズム入門書です。ここで注意しておかなくていけないのは、当たり前のことではありますが、原著は主にヨーロッパ一般読者に対し、入門書といいながらも学際的内容を提供する意図で書かれているということです。結果的に、特に出だしにおいて、一般的日本人が表現理解をする上で弱そうな部分を、意外とさらりと書き進んでいる感じもあります。日本人の場合、ベネディクト・アンダーソンのように新大陸アメリカを中心とした著述(定本想像の共同体 ナショナリズムの起源と流行)などを読む際には、語彙的に特に不自由を感じない人が多いと思います。言わんとする内容の理解についても同傾向かと。対して、ヨーロッパ人が書くヨーロッパ・ユーラシアを分析対象に含んだ書物では、ナショナリズム、ネイションだけではなく、エトニー、エスノシティ、ナショナル国家などの、より“観念”に基づいた掘り下げが多くなってきます。敷居もどちらかと言えば高くなり、現時点では、これらキーとなる用語も日本語に置き換えられるものが見当たらず、カタカナ表現が多くならざるを得ないようです。カタカナが苦手な初心者は、この本を読む前に、まず日本人の書いた教科書的なものを当たる方がいいのかもしれません。本書の章立ては、序論→概念→イデオロギー→パラダイム→理論→歴史→将来展望と続きます。そもそも、ネイション自体の定義に諸説があるわけで、入門書といいつつ、ナショナリズム関連書籍を読んだ事のない人には、特に第2章『イデオロギー』までは敷居が高いかもしれません。よって、第2章のイデオロギーまでは、わからないところ、とっつきにくいところは読み飛ばし、第3章以降に入ってしまうのも一つの方法かと思います。また、第5章歴史は誰でも読みやすいので、気になる分からない単語が出てきた場合のみネットで調べることにして、ここから読み始めてもいいと思います。代表的な2010年現時点でのナショナリズムのパラダイムをコンパクトに紹介していること含め、全体としては小冊としてよくできているように思います。

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